第3回XMLコンソーシアム Web2.0部会議事録
開催案内はこちらです:
http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20/00018===============================================
■日時:2008年9月26日(金) 13:30~18:00
■場所:日立ソフトタワーB 5F
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■アジェンダ:
・13時30分~13時35分 オープニング
・13時35分~13時45分 前回のレビュー、他部会の動向
・13時45分~14時30分 講演「マイクロフォーマットの現在と未来」
・14時30分~14時45分 質疑 討論
~休憩~
・15時00分~16時30分 活動テーマ提案&全員討論
・16時30分~17時30分 Working Groupごとに議論
・17時30分~17時50分 まとめ
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講演者:木達一仁
所属:株式会社ミツエーリンクス
役職:取締役 兼 R&D本部長
http://www.mitsue.co.jp/news/press.html#lecture監訳著書「マイクロフォーマット」目次:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4839925445/ref=dp_toc/375-3201736-1690639?ie=UTF8&n=465392-----------------------
部会メンバー向け議事メモはこちらです:
http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20.web20internal/00021講演スライド「マイクロフォーマットの現在と未来」+音声(部会メンバ用):
http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20.common/00008講演動画(部会メンバー用):
http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20.WG-Web20-ML/00014Linuxコンソーシアム リッチクライアント部会および「Welrich」プロジェクトについての紹介資料(部会メンバー用):
http://sns.xmlconsortium.org/wg-web20.common/00009■公開議事メモ
○microformats
ミツエリンクス 木達取締役
「マイクロフォーマットの現在と未来」
【自己紹介】
ミツエリンクス Web制作会社 280名
W3CなどWeb標準プロジェクトに参加
microformats John Alsopp
【マイクロフォーマットとは?】
microformats.org サイトに情報が集約されている。総本山。
定義 2項目:
・人間第一、機械は二の次でデザインされた、既存の普及した標準に基づく、
シンプルかつオープンなデータフォーマットの集合
・「いま」機能している物事を捨て去るのでなく。。
マイクロフォーマットが該当するのは:
・データについての考え方、
・フォーマットのデザイン原理
・意味的なマークアップ
・簡単かつオープンなデー多々フォーマットにおける標準の集合
・革命ではなく漸進進歩
のすべて
該当しないのは:
・新しい言語
・無限に拡張可能で制限がない
・皆の行動を変えたり新しい道具を使わせる仕組み
・既存の有効なものを捨てさせる新しいアプローチ
・抽象化の万能薬
・すべてを定義しつくす
原理:
・特定の問題を解決する
・できるだけシンプルに
・人間が第一、機械は二の次、
・普及済みの標準を再利用する(W3C,HTML)
・モジュール化され、埋め込み可能
・開発やコンテンツ、サービスの分散処理を可能にする
Web制作者の視点から見たマイクロフォーマット:
・XHTMLの語彙に対する草の根的な拡張。
・基本的な情報要素へのボキャブラリでは足りない部分についての拡張
・既存の仕様を流用=学習・導入コストが低い
・HTMLを知っていれば導入が易しい
・W3Cの仕様ではない=標準化作業を長く待たなくて済む
・ブラウザはすでに基本部分への対応が済んでいる
・静的なWebページを簡単にAPI化
・情報を簡単に取り出しやすくする
【デモンストレーション】
・セミナーのご案内 ページ
・マイクロフォーマットを仕込んであった。
・FireFox オペレーター というツール
=ページ内に埋め込んだマイクロフォーマットを読み込んで表示する
・contactが1件検出された、など緑アイコンで表示
exprot contact を選択すると
→アドレスブックに登録していいですか?
→OKすると
アドレスブックに自動的に登録。
microformatsでデータを埋め込む+ブラウザがオペレータ対応している
ことで実現されている。
【主なマイクロフォーマット】
rel-license
CreativeCommonsのリンクが張ってある場合。。
<a rel="license" href="ライセンス情報">...</a>
Google検索の使用権チェックはこのrel属性に基づいてフィルタリング
frickrでもライセンス属性別検索
rel-tag
キーワードにひもづけられている
<a rel="tag" href="タグ情報URL"> ... </a>
たとえばtechnoratiのタグ情報
rel-nofollow
SEOでよく出てくる
<a rel="nofollow" href="SEO評価の対象外とするURL">木建一仁</a>
VoteLinks
リンクに対して投票機能を加える
<a rev="vote-against" href="">...</a>
反対意見
vote-for, vote-abstain で賛成、中立
XFN XHTML Friends Network
<a rel="friend" href="">John Allsopp</a>
friend met(会ったことがある)ほか、同僚、近隣、...など多数
応用例:(消えているが)SNS、人間関係の表現
Web connections (セミナー参加者同士の連携)
geo
<abbr class="geo" title="35.695365;139.684467" >ミツエーリンクス所在地</abbr>
adr
郵便住所
<p class="adr">
〒<span class="postal-code">163-1115</span><br />
<span class="region">東京都</span> ...
</p>
hCard
vCardのスキーマをマイクロフォーマットに。
<div class="vcard">
<h1 class="fn org">ミツエーリンクス 本社</h1>
...
</div>
使用例:LinkedIn
hCalendar
iCalender(RFC)をマイクロフォーマットに
<div class="vevent">
<h1 class="summary">○○セミナー</h1>
<dd><abbr class="dtstart" title="20080613T17:00">2008年6月14日</abbr> ...
終了日時
場所
使用例 upcoming
【マイクロフォーマットの未来】
課題
・Webブラウザのネイティブサポート
デモのオペレータ機能のような対応がなければ。。
ユーザが「気づきようがない」!
UIに関する議論がまとまっていないためFF3には基本的対応がなされていない。
(ただし内部的には、JSでmicroformatsを取り出すしくみが内蔵されている)
blog; Mike's Musings 20 May
先に出てきそうなのがIE8
WebSlices
hAtom Webページをフィード化する仕様 を組み込んだもの。
・国際化/地域化
たとえば hCard 姓、名の区別
<span class="fn">Kazuhito Kidachi</span>
と指定すると自動的に以下のように解釈される
<span class="n">
<span class="given-name">Kazuhito</span>
<span class="family-name">Kidachi</span>
日本語の語順で記述するときの対応は未定
ほか、hReview でも。。
・アクセシビリティ上の懸念
各種アプリケーション、システムからのアクセス
例)abbrデザインパターン
abbr class="geo"
abbr class="dtstart" title="20080613T19:00"
ブラウザの音声読み上げ機能で、このtitleを読みあげてしまう
BBC radiolabsサイト:microformats対応をこの理由で取りやめた。
Removing Microformats from bbc.co.uk/programmes
質疑応答:
Q:オーサリングツール側での埋め込みアプローチは?
A:ドリームウィーバーにはエクステンションがある。
ジャストシステムのxfy も対応している。
他のツールも対応しはじめている。
Q:日本ではあまり普及してないと思うが、実例が知りたい。
なじまない理由はなんだろうか?
A: 積極的に使っているサイトは日本ではあまり見かけない。
ブラウザのネイティブサポートがまだだからというのが大きいのでは。
一般の人々がmicroformatsを利用できるUIがない。
Q:使う側が追いついてこないものを入れ込ませるのは難しそう
携帯ユーザへの利活用あれば早いかもしれない
A:同感。たとえばイベント情報を簡単に取り出すニーズは
モバイルのほうが大きそうだ。
Q:入れる側、使う側、両方について作り込んでいくというビジネスモデルは?
A:当社ではそれほどコミットしていない。
相互運用性が確保できないところ:キャリアごとの対応が必要でコスト大。
統一されたら活用できる可能性。
PCブラウザは標準準拠は4強はほぼ対応すみ。
FF3は標準搭載の予定がぎりぎりでオプションに。
それ以外の強みとしてmicroformats対応を打ち出す可能性もあり。
日本語メタデータ自動抽出ソフトと合わせてmicroformatsを生成することも
できそう。
IE8の機能では標準化するよりは、仕様公開するので自由に対応してという方向。
その流れがブラウザの機能拡張の主流になりそうだ。
Q:ブラウザで表示する・活用する以外のアプローチは?
A:クロールする(searchmonkey)アプローチは既存。
Q: Webslice 日本ではカカクコムが出すらしいhAtomに対応すればOK?
hAtom との違いはhSliceと書いてidが必須
hAtomのバージョンは現在0.1(microformatsサイトにあり)
次バージョンがなかなか出ないのでMSが独自に。
Q: htmlを対象にしているが、ほかのXMLに入れる考え方はないだろうか。RSSとか。
A: 基本的にはXHTMLが対象のようだ。
パーザー試作したらたいへんだったとの話あり
Q;実際に利用する側を多く作ってしまう手は
A: マイコミジャーナル 木建さんのページに、
パーザーほかライセンスフリーの提供物リストがある。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/01/mf/001.htmlX2V
Q: ローカルなmicroformatsの定義をためておくという考え方、場所はあるか
DBやXMLの中にmicroformatsを入れてそれをパージングするとか
A:ありえると思う。ただ、それにローカルに対応するパーサーも必要になる。。
仕様にひもづけてローカル対応しえるのでは。
○活動テーマ提案&全員討論
・Linuxコンソーシアム10周年記念 2008-11-21で調整中
・リッチクライアント部会の紹介 サイオ 柏さん
RIAについて技術面・ビジネス面・セミナー・対外活動
今年度の活動
成果物として Welrich:リッチクライアント製品のスペックを計測するための
試みとして、共通の要件を各製品で実装してみる
「よくある一般的なシステム」
Curl社のサンプルアプリ「見積もりシステム」を他環境でも実装
画面UIはシンプル、地味
実装担当はほぼ確定。
Curl IdbA+JavaFX Adobe AIR RubyOnRails サーバー側 Android/iPhone:調整中
11月のイベントで発表、2009年2月デブサミでも発表
全体テーマ:Linux10年をふりかえる
デスクトップアプリベンダのパネルディスカッションなど。
エントリー締め切りは11/20!?
Web2.0部会から代表参加ではなく、個人参加のアプローチで
連絡は柏さんまで。
次回リッチクライアント部会は11/7(金) 18:00-
・XML Day 2009-1-8(木), 9(金) at 品川
(・PAGE2009 2009-2-x も近いテーマで)
IE8が正式リリース直後のタイミングか。
今回から資料配付なし。
10月9か10日のリーダー会で時間決め。
まずはテーマ決めを。
現在のエンタープライズのニーズは?
・安全、データを漏らさないしくみ
→データを全部閉鎖するのでなく漏らす正式なルート
・SNS
炎上しないしくみは(実名有効、上の人が見ている…で実質炎上しない)
ガイドライン(安全、批判しないスタンス、…)
企業内SNS「効果は?」というニーズ
盛り上げるには?
なんのためのSNSかの情報共有ができてない?→できているはずでも盛り上がらない場合も。
・SNS(とくに社内)ネタでパネルディスカッションはどうだろう。
メール、SNSの文章を「通じさせる」には
通じる文を書けない人の存在
鋭いパスだけで